ネット上にあなたの作品のポートフォリオ(実績集)を置くことで様々なメリットがあります。
ポートフォリオとは
ポートフォリオとはカメラマンやイラストレーターなどのクリエイター・アーティストがご自身の実績を相手にアピールするためのものです。主な用途としては仕事の契約を得るためなどのビジネス用途、就職・転職の選考のため、展覧会などの告知用などです。
ポートフォリオには決まった形式はないのでクリエイターの個性が発揮されます。ここで言うポートフォリオはウェブサイトで作品を公開することを指していますが、用途によっては紙媒体のほうが良い場合もあります。
ポートフォリオサイトのメリット・デメリット
ポートフォリオのサイトを作るメリット・デメリットは以下のようなものです。
メリット
- URLをお知らせすればいつでもどこでも見てもらえる
- ネット上の検索で不特定多数の人にも自分の作品を見てもらえるチャンスが生まれる
- 印刷する手間とコストを節約できる
デメリット
- サイトの維持に手間とコストがかかる
- 業種や作品の種類によっては画面で見るよりもプリントアウトを見てもらったほうがアピール度が高い
- モバイル端末などの小さい画面では作品の細部まで伝わりにくい
上記のようにサイトとプリントでは双方にメリット・デメリットが有り、ケースバイケースで使い分けるのがベストだと言えるでしょう。
例えばポートフォリオサイトでは見本として作品の世界観をつかんでもらい、ここぞという時にはプリントアウトを持参してアピールするという感じです。
ポートフォリオを作るべき業種
ポートフォリオはどんな業種の方が作るべきでしょうか?
- 画家・イラストレーター
- 写真家・カメラマン
- デザイナー
グラフィックデザイナー、服飾デザイナー、ウェブデザイナー、UX/UIデザイナー、CGデザイナーなど - 映像作家
- ミュージシャン
- ライター
作家、コラムニスト、エッセイスト、コピーライター、ウェブライター、書籍ライターなど - その他
陶芸家、ハンドメイド作家、建築家、ナレーター、料理研究家、演出家、俳優、プラモデラーなど
上記はほんの一例だと思います。形あるものを産み出す方は素より、ミュージシャンはディスコグラフィーやミュージックビデオなどを掲載できますし、ライターは作品の一部であったり、掲載誌や書籍の紹介、作品が採用されているサイトの紹介などができます。
「作品」と呼べるものをお持ちでご自分の作品を売り込みたいと思っている方はぜひ、ポートフォリオサイトを作ってみましょう!
ポートフォリオは作って終わりではない
ポートフォリオサイトを作るのは、ただ単に作品を並べるだけならば簡単にできます。しかしせっかく作るのであればしっかりとコンセプト、デザイン、作品の選定などを行って世界観を演出し、大いに作品の魅力をアピールしてみましょう。サイトのデザインにもクリエイターのセンスが問われます。
苦労して作り上げたポートフォリオサイトも、一度作って終わりではありません。サイト完成後に産み出された新作を追加したり、サイト全体のコンセプトを変更してリニューアルしたり、コンペ用のページを追加したり等々。
弊社ではサイトのリニューアルも承りますし、保守契約を結んでいただければ作品の追加・削除などの軽微な更新も対応させていただきます。ぜひ一緒にあなたのポートフォリオを育てて行きませんか?