
※上の写真は日本新三大夜景に選ばれた藻岩山から札幌市内を見下ろした夜景です。
さっぽろの暮らし
このページでは首都圏に20年ほど住んでいて札幌にUターンしてきた私・加藤が、UIターンや札幌での暮らしについて興味を持たれている方のために簡単なガイドを書いてみたいと思います。
札幌市内中心部
札幌市内中心部は大通公園やテレビ塔、時計台、旧道庁など市内中心部に観光名所が多く、観光客の方も多いですね。
ご存知の方も多いと思いますが街が碁盤の目のように区画されていて、大通を境に北○条、南○条と数えていきます。東西はテレビ塔がある創成川通りを境に西○丁目、東○丁目と数えていきます。
弊社オフィスは地下鉄・大通公園駅直結の南1条西4丁目というとてもロケーションが良い場所にあります。札幌駅やすすきのへも徒歩ですぐに行ける距離感です。
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東西に伸びる大通公園(西1丁目~12丁目)
大通公園は札幌市中心部に位置し、東西約1.5 km、面積約7.8 haの特色ある公園です。公園という名称ですが実は道路なんです。大通りに沿って札幌市営地下鉄・東西線が通っています。
季節ごとに『さっぽろ雪まつり』や『YOSAKOIソーラン祭』を始めとするイベントやお祭りが行われる市民の憩いの場です。中でもオススメはビールメーカー各社が揃うおよそ1kmにもおよぶ巨大なビアガーデンや、北海道の豊富な秋の味覚を味わうオータムフェストでは道内各地のグルメが味わえるお店がたくさん出店されるなど、年中賑わいを見せています。
前述の通り弊社オフィスはこの大通公園のすぐそばなので、イベントのときは賑やかなお祭りの音が聞こえてきます。
南北に伸びる札幌駅前通(札幌駅南口~中島公園)
札幌駅前通は札幌駅南口を起点とし、大通、すすきのを通って中島公園に至るメインストリートになっています。札幌は雪が多い街ですが、2011年に札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)ができたため札幌駅からすすきのまで地下で繋がっているので、冬でも楽ちんで歩けます。
札幌駅から大通にかけてはオフィスビルが立ち並んでいますが、近年は再開発が進み次々とおしゃれな複合ビル(大通ビッセ、赤れんがテラス、シタッテサッポロなど)が建設されています。
弊社オフィスがある大通からすすきのにかけては「四番街」として百貨店、ファッションビルなどが立ち並ぶ商店街・繁華街になっていて札幌市電も運行しています。「アジア最北の歓楽街」として言わずと知れたすすきのは、実は正式な地名ではなく地図にも載っていません。しかし地下鉄の駅名などには使用されています。
公共交通機関
公共交通機関はJR、バス、路面電車もありますが、何と言っても人気は雪に強い地下鉄です。地下鉄は弊社の最寄り駅である「大通駅」を中心に、「南北線」「東西線」「東豊線」の3路線があります。各路線の始発駅から乗ったとしても大通駅まで30分程度ですので、 通勤に1時間かからないケースがほとんどです。ちなみに私は情緒ある路面電車・札幌市電で通勤していますよ。「西4丁目」電停は弊社オフィスが入居している日之出ビルの眼の前です。
雪国ということもあってJRやバスなどの地上交通は雪の影響を受けやすいのは仕方ないでしょう。冬場は時間に余裕を持って家を出る必要がありますね。便数も首都圏に比べたら少ないですね。
収入・家賃・ショッピング
ハッキリ言って給与の水準は首都圏と比べてしまうとかなり下がります。しかし何と言っても家賃、地価が安いです!相場も低いですし、住まいの空間もゆとりがあります。もちろん市内中心部に近づくほど相場は高く、離れればお手頃になります。 道外の方がビックリするような価格の素敵な物件がたくさんあり、マイホーム購入も夢ではありません。 また建物自体の造りが違っていて断熱性が高いです。冬は寒いですが家の中はポカポカです。
ファッションなどのショッピングは、若い方達は市内中心部の商業区域、地下街などですることが多いのではないかと思います。我が家のような家族連れはちょっと郊外の大型ショッピングモールや複合施設に行くことが多いですね。
普段の食料品や雑貨などは近所のお手頃価格のスーパーで、週末にはマイカーで大型ショッピングモールや格安スーパーなどでまとめ買いもします。首都圏で暮らしてるときは、比較的年中なんでも安定して手に入っていたと思いますが、札幌では季節感を強く感じますね。冬とかやっぱり野菜が高かったり品薄だったりします。その代り旬のものは安くて美味しいです!
札幌に来て残念に思っているのは、首都圏の各駅前にあったような個人商店が軒を連ねる賑やかな商店街が札幌にはほとんど無いことです。やっぱり冬が寒いからでしょうか? 狸小路商店街という賑やかな商店街はあるのですが、地元の人がお惣菜を買うみたいな感じではなく、観光客がお土産を買う感じの商店街ですね。(でも飲食店は充実してるのでよく利用してますよ♥)
文化・スポーツ
芸術・音楽
札幌市は人口約190万人の政令指定都市であり、道庁所在地です。そういうこともあって札幌は北海道における文化・芸術の中心です。
市内にはたくさんの文化・芸術の施設があります。たとえばクラシック専用の「札幌コンサートホールKitara」があり、国内外の優れた舞台芸術やさまざまな公演を鑑賞できる「札幌文化芸術劇場 hitaru」も新設されるなどいわゆるハコの整備が充実しています。大小様々なライブハウスもあります。
そして「札幌国際芸術祭」をはじめとする市民参加型のイベントの開催など、市では文化・芸術についてもかなり力を入れていることがわかります。アート展なども「北海道立近代美術館」や「芸術の森」などで行われます。
音楽、演劇などの全国ツアーなどで来道してくれるアーティストさんたちはほぼ、札幌に来てくれますね。
スポーツ
地元スポーツチームは
- 北海道日本ハムファイターズ(プロ野球・NPB)
- コンサドーレ札幌(プロサッカー・Jリーグ)
- レバンガ北海道(プロバスケットボール・Bリーグ)
- エスポラーダ北海道(日本フットサルリーグ)
などがあり、テレビや新聞などでも毎日のように情報が流れています。やっぱり地元のチームが活躍するのは嬉しいものですね。ファイターズがリーグ優勝した時は駅前通りで優勝パレードが行われ、約14万人の市民がお祝いしました。
スポーツの試合をスタンドで観戦するときの応援は、「北海道のファンは非常に行儀が良い」と言われています。これも県民性なのでしょうか?
テレビ
また地元ローカルテレビ各局は札幌に本社があるので、ローカルの情報番組では札幌を中心とした生活でお得な情報が毎日流れていて助かりますよ。そこも道庁所在地の強みだと思います。
全国的に有名になった「水曜どうでしょう」も北海道ローカルの番組で、未だに水曜夜には再放送されていますし、他にも大泉洋やTEAM NACS、タカアンドトシなど北海道出身のタレントさんの冠番組も放送されてます。
札幌に移住して思うこと
私も札幌に移住してきて収入は減りましたが、充分に暮らしていけることがわかりました。それは金銭的なものだけではなく心のゆとりができました。 例えば通勤ラッシュも首都圏に比べると大したことはないし、移動時間も短くて済みます。通勤だけを見ても疲労はかなり軽減され、その分のエネルギーを仕事や家庭サービスに廻せます。
私は家族ともども首都圏から移住してきましたが、子供たちも今では『住むなら道内が良いな』と言ってくれています(我が家は私だけが道産子ですw)。確かに冬は街全体が雪で埋もれますが、四季がハッキリしていてメリハリがあります。私の子供が冬に東京へ遊びに行った時、東京の冬は寒さが身にしみる感じがして、札幌に帰ってきた時に雪景色を見てホッとしたと言ってました。冬は大変なのは間違いないけど、慣れればそれほど辛くはないですよ。
リンク
▶札幌市・・・市政の情報や市の取り組みなどが掲載されています
▶ようこそSAPPORO(札幌観光協会)・・・札幌を観光するなら見ていただきたい観光スポットやイベントなどの情報が満載。PDFで観光マップもダウンロードできます。
▶新聞・・・北海道新聞(電子版)
▶民放テレビ局・・・STV(日テレ系)、HBC(TBS系)、HTB(テレ朝系)、UHB(フジ系)、TVh(テレ東系)
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